モルディブの治安は子連れでも大丈夫?家族旅行で「街を一度も歩かなかった」話

インド洋に浮かぶモルディブのリゾート島を上空から撮影した風景(Photo by Cosmic Timetraveler) モルディブを知る

「子連れでモルディブに行きたいけど、治安は大丈夫?」——家族旅行の計画で、まず最初に気になるのがここだと思います。

結論から言うと、リゾート滞在の家族旅行なら、大丈夫です。我が家は2024年11月に家族4人(小学生2人連れ)で5泊8日のモルディブ旅行をしましたが、帰国して気づいたのは「治安の良い悪いを体感する場面が、旅行中に一度もなかった」ということでした。この記事では、その理由と、外務省の公的な安全情報、そして治安よりも本当に気をつけるべきことをまとめます。

結論:家族のリゾート旅行なら「大丈夫」と言える3つの理由

理由① 外務省の危険情報が出ていない。外務省の海外安全ホームページで、モルディブには2026年7月時点で危険情報(レベル1〜4)が発出されていません。リゾート島の治安は概ね良好で、日本人を含む外国人が犯罪被害に遭うことはまれとされています。

理由② そもそも「治安が問われる場面」を通らない。モルディブの家族リゾート旅行は、空港に着いたら水上飛行機やスピードボートでリゾート島へ直行します。街を歩く、夜道を歩く、流しのタクシーに乗る——治安が気になる典型的な場面が、旅程に存在しないのです。

理由③ 1島1リゾートという構造。モルディブのリゾートは島全体がひとつのホテル。島にいるのは宿泊客とスタッフだけで、部外者は物理的に入れません。「知らない人がいない島」で過ごすのが、モルディブ滞在の基本形です。

我が家の旅程に「街を歩く時間」は1分もなかった

実際の旅程を振り返ると、こうでした。

場面すれ違う人
ヴェラナ国際空港 到着空港職員・各リゾートの出迎えスタッフ
水上飛行機でリゾートへパイロットと同乗の宿泊客
リゾート滞在(5泊)リゾートのスタッフと宿泊客のみ
水上飛行機で空港へ→帰国行きと同じ

マレの市街地には一歩も入っていません。つまり「モルディブの治安はどうでしたか?」と聞かれたら、正直な答えは「治安を気にする場面がそもそもなかった」。これは我が家が特別なのではなく、リゾート直行型の家族旅行では、ほとんどの人が同じ動線になります。

空港からリゾートまでの移動の様子は、水上飛行機の体験記に詳しく書いています。

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実体験:空港とリゾートで感じた「安全度」

ヴェラナ国際空港

到着ロビーを出ると各リゾートのカウンターが並んでいて、名前を伝えれば水上飛行機のラウンジまで案内してもらえます。強引な客引きに囲まれるような雰囲気はなく、子連れでも戸惑う場面はありませんでした。

リゾート島での5泊

滞在中、防犯を意識した記憶がほとんどありません。貴重品は部屋のセーフティボックスに入れる、という普通のホテルと同じ習慣だけ。子どもたちはビーチやプールを走り回っていましたが、島にいるのは顔ぶれの分かるスタッフと宿泊客だけなので、日本の観光地より気を張らなかったくらいです。夜に島内を歩いても、暗さへの注意(足元)はあっても、人への警戒は必要ありませんでした。

子どもたちがリゾートでどう過ごしたかは、こちらにまとめています。

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データで見るモルディブの治安(マレ市街は別の話)

ここは正直に書きます。我が家はマレ市街を歩いていないので、以下は体感ではなく外務省の公的情報です。

外務省の海外安全ホームページによると、首都マレではひったくりなどの窃盗が散発的に発生しており、麻薬関連の犯罪などへの注意も呼びかけられています。リゾート島と市街地では環境が異なる、というのが公的情報の要点です。詳しくは外務省 海外安全ホームページ(モルディブ)で最新情報を確認してください。

マレ市街を観光する場合の基本注意

乗り継ぎ時間などでマレ観光をする場合は、一般的な海外都市と同じ注意を。バッグは車道と反対側に持つ、夜の裏通りは避ける、貴重品は最小限に。またモルディブはイスラム教国なので、リゾート外では肌の露出を控えた服装が求められ、リゾート外へのアルコールの持ち込みは禁止です。治安というよりマナーと法律の話ですが、家族連れなら知っておきたいポイントです。

本当に気をつけるべきは、治安より「海と日差し」

5泊して感じた本音を言うと、子連れモルディブで親が本当に注意すべきは犯罪ではなく自然です。

海の安全:ビーチにライフガードが常駐していないリゾートが多く、子どもの遊泳・シュノーケリングは親の監視が前提です。ライフジャケットはリゾートで借りられます。日差しと暑さ:赤道直下の日差しは日本の真夏の比ではありません。ラッシュガード・帽子・こまめな水分補給は必須。サンゴや生き物:素足でリーフを歩くと怪我をします。マリンシューズがあると安心です。

「治安が心配」という漠然とした不安より、この3つに備えるほうが、家族旅行の安全にはずっと効きます。持ち物の詳細はチェックリストにまとめています。

モルディブ旅行の持ち物リスト【子連れ4人家族版・保存推奨】忘れると困るものも網羅
モルディブ旅行に必要な持ち物を家族4人分まとめたチェックリスト。海遊び・機内持ち込み・リゾート生活で役立つアイテムを網羅しました。

よくある質問(FAQ)

Q. 子連れでモルディブに行っても大丈夫ですか?

A. 大丈夫です。リゾート直行型の旅程なら治安を心配する場面がほぼなく、外務省の危険情報も発出されていません(2026年7月時点)。島全体が宿泊客とスタッフだけの環境なので、子どもをのびのび遊ばせられます。

Q. マレの治安は悪いのですか?

A. 「悪い」というより「リゾート島とは環境が違う」が正確です。外務省によるとひったくり等の窃盗が散発しています。観光する場合は一般的な海外都市と同じ注意をしてください。

Q. リゾートの夜は安全ですか?

A. 島にいるのは宿泊客とスタッフだけなので、人への警戒はほぼ不要でした。夜道の照明は控えめなので、足元用にスマホのライトがあると便利です。

Q. 服装やお酒のルールはありますか?

A. リゾート内は自由です。マレなどリゾート外では肌の露出を控え、アルコールの持ち込みは禁止です。

Q. モルディブは沈むと聞きましたが、旅行して大丈夫?

A. 海面上昇は数十年単位の長期的な課題で、旅行の安全性とは別の話です。今のモルディブは美しい海が広がる、家族旅行にぴったりの場所です。

まとめ:「治安が不安だから行かない」はもったいない

モルディブの家族リゾート旅行は、「治安が問われる場面を通らない」という構造そのものが安心材料です。我が家も2026年8月に2回目のモルディブ旅行を予定していますが、治安を理由に迷った瞬間は一度もありません。心配すべきは海と日差し——つまり、しっかり準備すればコントロールできることだけです。

旅行全体の計画はこちらの完全ガイドからどうぞ。

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