モルディブのリゾートレストランで、英語のメニューを前に固まってしまわないか不安ではありませんか?
安心してください。覚えるフレーズは5つだけ、あとは指差し+笑顔でなんとかなります。英語が苦手なわが家も実際に使いこなしてきた、実践的なコツをすべてお伝えします。
この記事でわかること:
- モルディブのレストランの種類と使い方
- 注文・確認・断りに使える英語フレーズ集
- メニューの英語が読めなくても大丈夫な方法
- アレルギー・食事制限の正確な伝え方
- シーン別(朝食・ディナー・ルームサービス)の実践会話例
モルディブのリゾートレストランの種類を把握しよう
モルディブのリゾートには複数のレストランが併設されていることが多く、それぞれ雰囲気も注文スタイルも違います。まず全体像を把握しておくと、当日焦らずに済みます。
| 種類 | 特徴 | 注文スタイル |
|---|---|---|
| メインレストラン(ビュッフェ) | 朝食・昼食はほとんどがビュッフェ形式。料理を指差して取るだけなのでほぼ英語不要 | セルフサービス中心。飲み物はスタッフに頼む |
| アラカルトレストラン | ディナーはメニューから選ぶスタイルが多い。おしゃれな筆記体のメニューが出てくる | メニューを渡されてから口頭で注文 |
| オーバーウォーターバー・サンドバー | 海の上や砂州で楽しむドリンク&軽食。リゾートの目玉体験の一つ | ドリンクメニューから選ぶ。カジュアルな雰囲気 |
| インヴィラダイニング(ルームサービス) | 水上ヴィラやビーチヴィラで食事を楽しめる特別なサービス。電話またはアプリで注文 | 電話・アプリ・部屋の注文カードを使う |
| スペシャリティレストラン | 和食・イタリアン・シーフードグリルなど専門料理を提供。要予約の場合も多い | アラカルト形式。事前予約がおすすめ |
朝食・昼食はビュッフェが多いので英語がほぼ要りません。英語が最も必要になるのは夜のアラカルトディナーです。そこだけ準備しておけば安心です。
これだけ覚えればOK!基本の英語フレーズ5選
難しい文法は一切不要です。短い単語の組み合わせで十分伝わります。
① 注文するとき
「This, please.」(これをください)
メニューや料理を指差しながらこれを言うだけ。完璧な文章より明確に伝わります。「I’d like to order this, please.」と言えればなお丁寧ですが、「This, please.」で十分です。
② おすすめを聞くとき
「What do you recommend?」(おすすめは何ですか?)
これを言うとスタッフが2〜3品を指差しながら教えてくれます。「Recommend?」の一言でも通じます。おすすめを選べばほぼ間違いないので、迷ったときの最強フレーズです。
③ 確認・変更をお願いするとき
「Without ○○, please.」(○○なしでお願いします)
苦手な食材を除いてもらいたいときに使います。例:「Without cream, please.」(クリームなし)、「Without onion, please.」(玉ねぎなし)。食材名さえ覚えれば応用できます。
④ これは何か聞くとき
「What is this?」(これは何ですか?)
メニューを指差しながら使います。スタッフが「Fish」「Chicken」「Vegetable」など簡単な言葉で教えてくれます。わからなかった場合はスマホの翻訳アプリを見せるとスムーズです。
⑤ 食事が終わったとき
「Check, please.」(お会計をお願いします)または 「It was delicious. Thank you!」(おいしかったです。ありがとう!)
モルディブのオールインクルーシブリゾートでは食事代が含まれているため、お会計サインが不要なケースも多いです。有料の場合は「Check, please.」でOK。感謝の一言はスタッフに喜ばれます。
メニューの英語が読めなくても大丈夫!よく出る単語集
モルディブのレストランは海に囲まれたリゾートなので、シーフード料理が中心です。よく出てくる単語を覚えておくだけで、メニューがぐっと読みやすくなります。
魚・海鮮の名前
| 英語 | 日本語 | 一言メモ |
|---|---|---|
| Tuna | マグロ | モルディブの国民食。刺身風の料理も出ることがある |
| Lobster | ロブスター | 別料金の場合が多い高級食材 |
| Snapper | タイ・スナッパー | 白身魚の代表格。グリルやソテーで登場 |
| Grouper | ハタ | モルディブ近海でよく取れる白身魚 |
| Mahi-Mahi | シイラ | 淡白で食べやすい魚。バター焼きが人気 |
| Prawns / Shrimp | エビ | Prawnsは大きめ、Shrimpは小さめのエビ |
| Crab | カニ | クラブケーキやガーリックバター炒めが多い |
| Octopus | タコ | グリルや煮込みで登場することも |
| Scallops | ホタテ | Pan-seared(フライパン焼き)が定番 |
調理法の英語
| 英語 | 調理法 | 特徴 |
|---|---|---|
| Grilled | グリル焼き | シンプルで素材の味が生きる。好みを選ぶなら最初はこれ |
| Pan-seared | フライパン焼き | 表面カリッと中はジューシー。ホタテや魚に多い |
| Steamed | 蒸し | あっさりした仕上がり。胃に優しい |
| Deep-fried | 揚げ物 | サクサクの揚げ料理。食べやすい |
| Baked | オーブン焼き | 肉料理や魚のまるごと焼きに多い |
| Raw | 生 | 刺身やカルパッチョなど生食系 |
| Marinated | マリネ | 酢やオイルに漬けた料理 |
| Coconut-crusted | ココナッツパン粉がけ | モルディブらしい南国風の衣 |
ソース・味付けの英語
| 英語 | 意味 |
|---|---|
| Butter sauce | バターソース(こってり) |
| Lemon butter | レモンバター(さっぱり系こってり) |
| Garlic sauce | ガーリックソース |
| Coconut curry | ココナッツミルクカレー。モルディブ料理の定番 |
| Tomato-based | トマトソース系 |
| Light / creamy | 軽い / クリーミー(重さの目安になる) |
シーン別・実践英会話ガイド
朝食ビュッフェ
朝食はほぼセルフサービスなので英語がほとんど必要ありません。ただしドリンクはスタッフがサーブしてくれる場合があります。
👉 使えるフレーズ
- 「Coffee, please.」/ 「Tea, please.」(コーヒーをください / お茶をください)
- 「Orange juice, please.」(オレンジジュースをください)
- 「More water, please.」(お水のおかわりをください)
- 「Can I have eggs? Scrambled, please.」(卵料理できますか?スクランブルで)
エッグステーションがある場合、卵の焼き方を聞かれます:「Scrambled(スクランブル)」「Fried(目玉焼き)」「Poached(ポーチドエッグ)」「Omelet(オムレツ)」のどれかを言えば大丈夫です。
アラカルトディナー(夕食)
最も英語を使う場面です。以下の流れを頭に入れておきましょう。
【入店〜着席】
スタッフから「How many?」(何名様ですか?)と聞かれます。「Two, please.」(2名です)のように人数を答えましょう。予約している場合は「Reservation. Yamada.」(予約しています。山田です)でOKです。
【注文前】
メニューを渡されて「Are you ready to order?」(ご注文はお決まりですか?)と聞かれます。まだなら「A few more minutes, please.」(もう少し待ってください)、決まったら「Yes, please.」と答えます。
【注文時】
「I’ll have this.」(これにします)+メニューを指差す。または「What do you recommend?」(おすすめは?)で始めると安心です。
【料理が来たとき】
「Enjoy your meal!」と言われたら「Thank you!」と返せばOKです。
実例:わが家のディナー注文(再現)
「What do you recommend for fish?」(魚料理のおすすめは?)
スタッフ:「This one — grilled snapper with lemon butter. Very nice!」
「OK! I’ll have that. Without cream, please.」(それにします。クリームなしで)
スタッフ:「Of course! Anything to drink?」
「Water, please.」
以上でスムーズにディナーが終わりました。全部で3〜4センテンス、これだけです。
ルームサービス・インヴィラダイニング
水上ヴィラやビーチヴィラでの食事は、電話またはアプリで注文するのが一般的です。電話注文の場合、以下のやり取りになります。
スタッフ:「Good evening, Room Service. How can I help you?」
あなた:「Room 15. I’d like to order dinner.」(15号室です。夕食を注文したいのですが)
スタッフ:「Of course! What would you like?」
あなた:メニュー番号や料理名を伝える。「Number 3 — grilled lobster. And a bottle of water.」
多くのリゾートでは部屋の注文カード(ドアに掛けるタイプ)があり、チェックボックスを選ぶだけで電話不要な場合もあります。これを使えば英語会話ゼロで注文できます。
バー・ドリンク注文
サンセットを見ながらのオーバーウォーターバーは、モルディブらしい体験のひとつ。ドリンクの注文はシンプルです。
- 「One piña colada, please.」(ピニャコラーダを一杯ください)
- 「What mocktails do you have?」(ノンアルコールカクテルはありますか?)
- 「Something refreshing? Not too sweet.」(爽やかで甘すぎないもの)
- 「No alcohol, please.」(アルコールなしで)
※モルディブはイスラム教の国のため、一般島ではアルコールが禁止されています。リゾートアイランドでは提供されますが、ノンアルコールのモクテルも充実しているリゾートが多いです。
アレルギー・食事制限の正確な伝え方
食物アレルギーや宗教上の食事制限がある場合は、チェックイン時にフロントへ必ず伝えておきましょう。高級リゾートでは事前情報を全スタッフで共有してくれる場合がほとんどです。それでも念のため、レストランでも伝える習慣をつけましょう。
アレルギーを伝える英語
「I have a food allergy.」(食物アレルギーがあります)
「I’m allergic to ○○.」(○○アレルギーです)
| 日本語 | 英語 |
|---|---|
| えび | shrimp / prawns |
| かに | crab |
| 小麦 | wheat / gluten |
| 卵 | eggs |
| 乳製品 | dairy / milk |
| ナッツ類 | nuts |
| 落花生(ピーナッツ) | peanuts |
| 大豆 | soy |
例:「I’m allergic to shellfish. No shrimp, crab, or lobster, please.」(甲殻類アレルギーです。エビ、カニ、ロブスターは食べられません)
食事スタイル・宗教上の制限
| 日本語 | 英語フレーズ |
|---|---|
| ベジタリアン | 「I’m vegetarian.」 |
| ヴィーガン | 「I’m vegan. No meat, fish, dairy, or eggs.」 |
| 豚肉NG | 「No pork, please.」 |
| ハラール | 「I need halal food.」 |
| グルテンフリー | 「I need gluten-free options.」 |
重要:アレルギーは命に関わることがあります。「I have a severe allergy.」(重篤なアレルギーがあります)と強調することで、スタッフが調理チームにしっかり伝えてくれます。
困ったときのスマホ活用術
英語がわからなくても、スマホ1台あればほとんどの問題が解決します。
Google翻訳のカメラ機能
Google翻訳アプリのカメラ翻訳(リアルタイム翻訳)が非常に便利です。メニューにスマホのカメラを向けるだけで、英語の文字が日本語に変換されます。オフラインでも使えるように事前に英語→日本語の言語パックをダウンロードしておきましょう。モルディブはWi-Fiが不安定なリゾートもあるためです。
翻訳アプリをスタッフに見せる
英語でうまく伝えられないときは、日本語で入力した内容を翻訳した画面をスタッフに見せるだけでOKです。スタッフ側も翻訳アプリを使ってくれることがあります。恥ずかしがらず活用しましょう。
食物アレルギーカードを用意する
重篤なアレルギーがある方には「アレルギーカード」が便利です。日本語と英語で自分のアレルギー情報を書いたカードやスマホ画像を用意しておくと、言葉の壁を完全に取り除けます。インターネットで「食物アレルギーカード 英語」と検索するとテンプレートが見つかります。
チップのマナー
モルディブのリゾートではチップ(tip / gratuity)の文化があります。特にレストランでの食事は気持ちよく感謝を伝える意味でもチップを渡すのが一般的です。
| シーン | 目安金額(USD) | 渡し方 |
|---|---|---|
| レストランでの食事 | 1〜3ドル/人 | 食事後にテーブルに置くか手渡し |
| ルームサービス | 1〜2ドル | 料理を持ってきてくれたスタッフに直接 |
| バー・ドリンク | 1ドル/杯 | 飲み終えたあとにテーブルへ |
チップはあくまでも任意ですが、笑顔のスタッフへの感謝の気持ちとして渡す方が多いです。「Thank you, this was wonderful.」の一言と一緒に渡すと、スタッフもとても喜んでくれます。
なお、リゾートによってはサービス料(Service Charge)として10〜15%がすでに請求金額に含まれている場合があります。その場合はチップなしでも問題ありません。メニューや会計書に「Service charge included」と書かれていたら含まれています。
よくある質問(FAQ)
Q. 日本語が話せるスタッフはいますか?
日本人客が多い一部のリゾート(ワン&オンリー・リーティラウ、シャングリラ・ヴィリンギリ等)には日本語スタッフが常駐していることがあります。ただし全員ではないため、基本的な英語フレーズは覚えておきましょう。
Q. 食べ残しは失礼になりますか?
モルディブのリゾートスタッフは世界中のゲストに慣れているため、食べ残しで失礼になることはほとんどありません。量が多すぎた場合は「Too much. I’m full. It was delicious.」(多すぎました。お腹いっぱいです。でもおいしかった)と伝えると好印象です。
Q. 苦手な食材を最初から伝えた方がいいですか?
アレルギーでない「苦手なもの」はオーダー時に「Without ○○, please.」と伝えれば十分対応してもらえます。事前に伝えなくても注文時に言えばOKです。
Q. ベジタリアンでもモルディブのレストランで食べられますか?
はい、ほとんどのリゾートにベジタリアンメニューがあります。チェックイン時に申告しておくと、食事のたびに確認する手間が省けます。シェフが特別に対応してくれるリゾートも多いです。
Q. オールインクルーシブの場合、食事代は全部含まれますか?
一般的にオールインクルーシブ(AI)プランにはメインレストランでの3食とソフトドリンクが含まれます。ただしアルコール、スペシャリティレストラン、ルームサービス、インヴィラダイニングが別料金になるリゾートもあります。予約時のプラン内容を必ず確認しましょう。
まとめ:英語が苦手でもモルディブのレストランは楽しめる
モルディブのリゾートスタッフは、毎日世界中からの旅行者を迎えるプロです。英語が完璧でなくても、笑顔と「This, please.」の一言があれば必ず助けてくれます。
この記事で紹介したことをまとめると:
- 朝食はビュッフェがほとんどで英語はほぼ不要
- 夜のアラカルトディナーだけ「5つのフレーズ」を準備する
- メニューの英語は「魚名」「調理法」の単語を覚えるだけで読める
- アレルギーはチェックイン時に必ず伝える
- Google翻訳カメラ機能をオフライン対応にしてから渡航する
- チップは1〜3ドルで笑顔と一緒に渡すと◎
言葉の壁を気にして食事を楽しめないのはもったいないです。せっかくのモルディブ、レストランでの体験も思い切り楽しんでください。スタッフは皆さんの笑顔が大好きです。

